トイレにとじこめられる [くらし]
ドアノブの遊びが大きくなってる。
ラッチの戻りも悪いみたい。
と気付いたのは5日くらい前でしょうか。
トイレに閉じこめられてしまいました。自分が中にいる状態でドアが本格的に壊れるなんて、誰が想像するでしょう。
ハタ目には間抜けでも、判断を誤ると命に関わる深刻な状況です。
まず、必要だけど考えてもしかたない物(夫の突然の帰宅・携帯電話・自慢の工具類)をあきらめます。トイレの備品を、役に立つ物(ステンレスワイヤーのタオルハンガー・タオル・ブラシの柄・潤沢な水とトイレットペーパー)と役に立たない物(ドメストとか)に分けます。
- 針金で扉の表面をひっかいて材質を確認します。中空の木製でした。金属製だったらと想像しただけで、鳩尾のあたりが冷たくなります。
- 直接座るには抵抗があるトイレの床を、きれいに水拭きします。『大脱走』のマックイーンのポーズで座り、足で扉を押して強い所と弱い所を調べます。ドアノブ側の下の角が、よく動きました。
- 2.で調べた弱い所を足で押しながらブラシの柄を差し込み、フレームと扉の隙間を広げます。ペンキが剥げ落ちますが、命にくらべればへっちゃらです。
- 針金をカギ形に曲げて隙間に差し込み、引っかかっているのがラッチなのか、デッドボルトなのか調べます。ラッチだったので、まだしばらく冷静でいられます。
- 2本の針金でラッチのあたりを押したり引っ掻いたりしてみましたが、何も起きません。方針を変えて扉を壊すことにします。見た目強烈な上、工事が入ってみっともないとは思いますが、命にはかえられません。
- ブラシの柄をグイグイと上方に移動させ、隙間を出来る限り広げます。
- ウチの場合、扉の反対側に大きな鏡が掛かっています。うまく扉を蹴破っても、むこうずねをざっくり切って救急車のお世話になること確実です。足にタオルを巻きつけます。
- 再びマックイーンのポーズにもどり、足で扉を押します。
- 押します。押します。
上階に住む方が表を通ったので、窓から助けを求めました。
上階の住人さんと管理人さん夫婦とで、外からドアノブを破壊して救出された次第です。
明日はお世話になった皆様にお礼にうかがったあと、トイレで振り回せるサイズのバールを買いに行こうと思います。
新品のドアに使うことはまずありませんが、「お守り」のようなものです。
行徳小富士 [くらし]
今朝、気がついた。本棚の足下に傾斜のゆるい小山ができている。
片づけが得意ではない自分(控えめな表現)は「夫が帰ったらもうこれかよ。一週間保たなかったな。ちっ」なんて朝から自虐的な気分でわきにしゃがんだわけですが、小山の内容物にどうも覚えがなくて。
16日の地震で落ちて、そのまんまだった?
小山の存在自体に気付かなかったとか、考察・反省すべき点はいろいろありますが
『園芸通信(サカタのタネ通信販売部発行、月刊)の表紙はよく滑る』
あたりを、今回の地震のまとめにしたいと思います。
蒸すけど涼しい [くらし]
単身赴任中の夫が夏休みで行徳に帰ってきた、というか来ていた、というか。
こちらが仕事をしてる間、掃除、洗濯、料理を引き受けてくれたのに「ゆっくりさしてもろたわ」と言って帰っていった。頭が下がる。
スターウォーズを観ようって最寄りの映画館まで小一時間歩いた。
途中で買った炭酸飲料を吹きこぼしちゃって、べたつく手を公園の水飲み場で洗った。
カンカン照りも甘い炭酸水も生ぬるい水道水もスターウォーズも、ものすごく「夏休み」だった。それも、子どもの夏休み。
金魚アロハコレクション [くらし]
どうだ!
って並べたわけじゃなくて、アイロンがけの待ち行列を見たらこんなになってて自分でもびっくり
大阪帰り、というか冷蔵庫 [くらし]
大阪から戻りました。とても暑かったです。
堺と行徳と、海からの距離はあんまり変わらないと思うんだけど。
行徳:40年前まで現役の漁師町。
道が海岸線と直角に走ってて元は三角州のまっ平らな土地だから内陸まで海風が届く
堺:日本の歴史と同じくらい古い港町。
歴史のぶんだけ道がぐねぐねしてるし土地の起伏も激しいのであんまり海風とか関係ない
んでしょうか、多分。
堺でも行徳でも、この季節冷蔵庫なしですごすなんてことはとてもできないわけで、単身赴任中の夫は冷蔵庫を新調していました。うちの場合、台所管理責任者は私ではなく夫です。機種の選定も彼がしました。
日立のプロフリーザ。社宅の備品で120リットルくらいのを使っている私は、もう、うらやましくてうらやましくてたまりません。
麦茶飲むのに、いちいち氷なんか浮かべちゃってさ。
立ったまま野菜の出し入れなんかしちゃってさ。
なんていう、モノによっては20年前から実現されてる使い勝手の問題じゃなく、いい冷蔵庫です。私が選んでも同じ機種にするだろうと思います(一応自分も調べた)。
でも、CMに登場する着ぐるみのペンギンは怖い。「プロフリーザ」という名前が夫婦間で定着するまで、あの冷蔵庫は「日立のムカつくペンギンの、あれ」と呼ばれていました。
失敗のない蒸し野菜 [くらし]
今日のおやつ
写真の蒸籠はおじさまの素敵なライフスタイル雑誌『サライ』の通販で買いました。3、4年前のことなので、今も扱ってるかは、わかりません。
電子レンジに耐えられる素材と製法で作ってあるそう。
蒸し野菜が好きなので、いろんな熱源と道具でいろんな野菜を蒸してきました。で、一番おいしくて、失敗がなくて、しかも楽ちんなのがこの
電子レンジ対応蒸籠 + 水をはった丼 + 電子レンジ
の組み合わせですね今のところ。おすすめ。
『サライ』に載ってる調理道具は、物欲にぐっとくるものが多いのに、寸法を見るとみんななんだか小さい(写真の蒸籠は直径15cm)のはなぜ?
「それはね、あの雑誌の読者は年齢的に食が細いから」
と答えてくれた妹も、南部鉄鍋セット(やっぱり小さい)を買って、ほとんど使ってないらしい。